白馬村役場の入口脇には、白馬村民の志ともなる村民憲章が刻まれた石碑が立っています。
その内容が、40年経った今も色あせることのない素晴らしい内容と思ったので紹介します！
村民憲章
わたくしたちは、北アルプスの山なみにいだかれて生きる、白馬村民です。
白馬岳・姫川に象徴される 豊かな自然風土は、わたくしたち白馬村民のいのちです。
わたくしたちは、村の歴史をとうとび、未来を語り、さらにすばらしい村にする願いをこめて、ここに村民憲章を制定します。
一 自然に学び風雪に耐えて 力強く生きましょう
一 先祖の遺産を受け継ぎ 地域に根ざした文化を築きましょう
一 あたたかい心を育て 明日をつくる喜びをわかちましょう
一 美しい山河を守り 住みよい村をつくりましょう
一 白馬の土と人を愛し 来訪者をあたたかく迎えましょう
（昭和54年11月1日制定）
「今まで白馬を作ってきた方々の意思を受け継ぎ、今後も白馬らしい文化を皆で作り、豊かな自然環境を守りながら、住む人も来訪する人にも心地よい村に！」
と私なりに解釈しました。
自然豊かな地方で、水源となる土地が買収されたり、投資目的の建物が乱立するニュースを見かけます。
でも、白馬村民がこの村民憲章を忘れることなく行動に移せば、白馬でそのような事案は起こらないと思います。
白馬にIターン移住して10年が経ちましたが、この時期は新緑に囲まれ気候も爽やか。
住んでみて、一年の中で一番好きな季節（GW明け～梅雨）です。
「気持ちいいな～」と、村内にいるだけで心地よさを感じられる白馬村を、子ども達の代にも引き継ぐと心に誓いました！
